2007年10月18日

これでいいのか?

ここ札幌もすっかり秋らしい季節になってしまいました。
日中はそれでも少し暖かいのですが、もう午後の三時ごろに

なると鼻水が出てくるぐらいの寒さになってしまいます。
どこかでは、何かの間違いかで桜の花が咲いているとか

ニュースで言っておりますが、北国では初雪が降ったとの
情報もあり、確実に冬に向けて秋の真っ盛りです。

紅葉を見に行く暇もなく、今月末完成の物件の追い込みです。
電気屋さん、設備屋さん、左官屋さん、タイル屋さん、

塗装屋さんからクロス屋さんまで、いろんな職種の方々が
最後の仕上げ工事で、現場のあちこちで一生懸命働いています。

私にとって一番好きな瞬間なのです。
たとえば、パーティに出かける前の女性と同じで

髪型はこうして・・、ピアスはこれで・・・、口紅の色はこれで、
ドレスはあれで・・・、靴は・・・・。

もう、前もって工程会議や打ち合わせでどうするのかは
決まっているのですが、最後の色合せなどの最終確認が

続くのです。最後の自分への問い掛けなのです。
「この納め方でいいのか?」「この色の濃さでいいのか?」

クライアントの希望に沿っているか?満足してもらえるだろうか?
こんなことを考えながら、徐々に仕上がっていく建物を

見ているのは本当に好きな時間なのです。
まっ、物つくりをしている人は理解できると思いますが・・・。

設計監理の仕事は、いろんな「これでいいのか?」の問いに
「これでいいんだ!!これで行こう」という決断のお仕事です。

そんな風に設計をしていても、コンサルティングをしていても、
時々「これでいいのか?」と思うことがあります。

こんな年になっても、キャリアデザイン的・ライフデザイン的に
「これでいいのか?」と思い悩むことがあります。

まっ、自分の人生のデザイナーは自分なので自分のことは
自分で決断を下していくしかないのですが、最近の話題で

「これでいいのか?」と叫びたくなることがあります。

それは、自分たちの生活や人生よりも、もっともっと
重要なことがあるんじゃないか?と感じること。

社会の人間性を無視したような事件やニュースなど。

大多数の人間を一辺に破壊してしまう、見えないテロ行為や
戦争みたいなこと。

今日のニュースで言えば、国の機関である産業技術総合
研究所・特許生物寄託センター(茨城県つくば市)が

内規に違反して保管していた病原体18株のうち3株は、
危険度の高い「レベル3」として保管申請されたことを

研究所が認識しないまま、2001年の内部調査まで事実上、
放置していたことが17日、分かったそうだ。

研究所によると、人が感染すると死に至る可能性がある
「レベル3」の「ブルセラ菌」や「鼻疽菌」として3株が

84−90年に保管申請され、それを職員に教えずに
作業をさせていたこと。

(病原菌が蔓延したらどうするんだ!!それでいいのか?)

もう一つは、薬害肝炎訴訟の被告企業・田辺三菱製薬
(旧三菱ウェルファーマ)が、同社の血液製剤投与後に

C型肝炎を発症した計418人の症例を国に報告したにも
かかわらず、本人に告知されなかったこと。

(病気を直すクスリで、多くの人を病気にして知らん振りかい?
こんなんでいいのか??)


最近、TVドラマや映画の「踊る大捜査線」を見ていても
本庁の捜査員と所轄の警察官との対立や葛藤などが

面白おかしく描かれているが、本当に事件を憎み被害者の
ためにも事件を解決したいと考える所轄の織田裕二らの警察官と、

自分の出世のためや、本庁という組織防衛のためだけの
本庁の捜査員達の目的というか、目標がまったく食い違っている。

おなじ日本人であり、警察官という職業を選んだはずなのに
まるっきり方向が違う。信じる宗派が違っている。

21世紀になっても、また「踊る大捜査線」の映画が作られると
したら同じような構図のドラマになるんだろうと思ってしまう。

結局、私自身を含めて人間は「エゴ」だけなのだろうか?
このドラマの名台詞として『正しい事をしたければ、偉くなれ』

『事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ』


一番好きな一瞬を上で書いたから、ここは一番嫌いな一瞬。
『正しい事をしたければ、偉くなれ』

一番偉くないと正しい事は出来ないのでしょうか?
別に安倍元首相が正しいことをしたんだろうか?

自分の出世のためや、組織防衛のために一庶民の安全や
生命を考えていない事件やニュースに出会うと、ことさら

怒りが込み上げてくるのは、私だけでしょうか?
今、世の中すべてのことは破滅へ自ら進んでいるようです。

遠藤孝1級建築士による耐震偽装問題が、横浜で発覚し
これも大変なことになりそうですが、2次下請けで受けた仕事で

例の建築基準法改正前に確認申請が通ってしまったという
現実は、これからどう解明されていくのでしょうか?

人間の最終的な目標は、幸福追求であることは間違いがない。
でも、そこに弱肉強食のエゴの原理や、悪の台頭を許しては

いけないのである。

人間の最終的な段階は、「善」であると信じたい。
その「善」が発揮されるまで、地球があって欲しい。

もう少し、いえまだまだ私に「一番好きな一瞬」を感じさせてくれ。
なんて、これもエゴか。

みんなにも私の一番好きな一瞬を経験してもらいましょう!!
ここ↓↓

誰でも学べるデザインの学校>>


追伸、


今日は「これでいいのか?」というただの日記でした。


posted by 情報建築家・niNaru  at 01:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。