2007年09月28日

笑い話のような本当の話。

最近、ゼネコンさんの営業部長とちょっと打ち合わせを
していた時の話。

最近、乗っている会社の車が普通の乗用車から
軽乗用車になったので、私が

「なに、部長から格下げになったのかい?」って言うと、
全社あげてのリストラで、リースの会社の車が

営業から現場担当までみんな軽乗用車になったんだって・・・。
ほとんど二人乗りのチッチャイ車。

「恥ずかしくてクライアントも乗せることも出来ないし、
営業部長のプライドもズタズタだ。」って・・・(笑)

今まで、セダンの車でクライアントを乗せて現場まで
来れたのに、今は「自分の車でいきますから・・・」って

断られるそうだ。・・・(ハハハ)

何か経営者の感覚が間違っているんじゃないかと思うのですが、
まっ、人の会社なものですから笑っているだけです。

リストラするのは、こういう考えをする発想の無さを
リストラすべきなのです。

営業部長の乗る車は営業部長だけが乗る車ではないだろう、
大事なお客さんや、私みたいな大事な取引先が乗る

車だろう、と思うのです。

だから、このゼネコンさんは中堅といえども
大きくならないんだと思うのです。(言い過ぎか?)

昨日の夜中に、NHKスペシャルの再放送を見ました。
9月3日に放送されたグローバルスタンダードの話として、

ちょっと前までは製造部門や現業の部門の中国移転とか、
建築の施工図のアウトソーシングとして中国で描かれて

メールで送られてくるという時代背景だったものが、
最近は、会社の基幹部門である総務・人事・経理部門までが

中国へアウトソーシングされ、日本全国で2500社あまりが
既に動いているということ。

そして、これから総務・人事・経理部門で働いている
日本人の40万人分の仕事が中国へ移転されていくだろうと

いうドキュメンタリー番組でした。

NHKスペシャル9月3日放送分
ここ→→http://www.nhk.or.jp/special/onair/070903.html


58歳の「ミスター総務」といわれるベテランの方が、
何年も磨いてきた自分の仕事をマニュアル化して、

時給単価で1/8の中国のアウトソーシングの会社へ
業務委託する。

(確か自分たち総務の仕事を時間あたりの経費にすると、
日本人がすると5500円。

それが、中国へアウトソーシングすると時間当たり
750円で出来てしまうという。)

総務部長のプライドもズタズタだ。何のために何十年も
頑張ってきたんだろうと会社の方針に苦悩・葛藤するが、

やがて、自分はもっと別な仕事をしなければと・・・
営業の現場へ出かけていくのである。

その会社では、経理部門もアウトソーシングして
経理をやっていたかった女性会社員の夢や希望がたたれ、

退職していく人も・・・。

いまから25年ほど前、私の勤めていた会社に文書課という
タイピストの人たちが8人ほどいましたが、

ワープロという文明が押し寄せてきて、タイプライターから
ワープロを一生懸命勉強したら、今度はいつのまにか

全社員がワープロを打てるようになって、
あっという間に消えてしまった文書課と社員達。

世界的な経営コンサルタントの大前研一氏が訳した
ダニエル・ピンクの「ハイ・コンセプト」という本の

とおりの時代が徐々に押し寄せてきているのです。

過去記事 ハイ・コンセプト思考をもとう
→→http://design-university.seesaa.net/article/23639919.html


中国は同じ漢字の国であり、日本語を学ぶ若者も多く
日本の人口の10倍の国ですから競争も厳しく、

日本の会社の仕事をすると給料も上がるそうで、
素直だし、文句も言わず仕事を一生懸命しようとするそうです。

(やや、皮肉ですが上記のミスター総務が中国のアウト
ソーシングを受け入れた理由にはこの点もあるのです。)

日本人だと思うテレホンアポインターが、実は中国人、
インド人だったなんていうのはもう当たり前なのです。

だって、もう何十年前に入ったスナックの女の子達が
日本人だと思ったら、みんな韓国人や台湾人だったんだもん。
(おっと、あぶない、あぶない・・・)

もう、日本人よ頑張ろうぜっていう時代じゃないのかも・・。

誰でも学べるデザインの学校>>


ミャンマーの軍事政権もグローバルスタンダードを
考えなければいけないと思います。

APF通信社の長井健司さんのご冥福をお祈り致します。


今日は消える職業ということで就職カテゴリーでした。


posted by 情報建築家・niNaru  at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 就職に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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