2007年09月19日

もう、はや過去の人

徒然草 第27段 かゝる折にぞ、人の心もあらはれぬべき。


御国譲りの節会行はれて、剣・璽・内侍所渡し奉らるる
ほどこそ、限りなう心ぼそけれ。

新院の、おりゐさせ給ひての春、詠ませ給ひけるとかや。

殿守のとものみやつこよそにして掃はぬ庭に花ぞ散りしく

今の世のこと繁きにまぎれて、院には参る人もなきぞ
さびしげなる。かゝる折にぞ、人の心もあらはれぬべき。



  徒然草 現代語訳から引用し勝手に注釈をつけました。
 


 第27段  もう、はや過去の人

新帝への御譲位の儀が行われ、草薙(くさなぎ)の剣、
八尺瓊(やさかに)の勾玉(まがたま)、八咫(やた)の鏡の

三種の神器が新帝の下に渡される時ほど、どことなく心細いものを
感じることもない。

そういえば、花園上皇が後醍醐天皇に御譲位された年の春に
詠まれたとされる歌に、

殿もりのとものみやつこよそにして はらはぬ庭に花ぞ散りしく

--------------------------------------------------
主殿寮の役人は皆、新帝の下に移ってしまったようだ。
手入れをする者もない庭に花が咲き乱れている。
--------------------------------------------------

とある。新しい帝の下での忙しさにおされて、上皇の院に
参上する人もない寂しさ。

こういった時にこそ、人の心の内が現われるのであろう。



安倍首相の突然の辞任、そして入院から1週間。
機能性胃腸障害という心の病で、まだ首相は今週も入院を
続けられるそうです。

安倍首相周辺によると、17日の診察の結果、容体に変化がなく、
病院側から「今週いっぱいは入院してほしい」との要請があったという。

関係者によると、この日も首相に見舞客らの面会者はなく、
きれいな昭恵夫人が付き添い点滴などを受けたそうです。

新聞やテレビなどはあまり見ていないという。
なんでも一国の首相が入院するには、けっこうガッサイ病室らしい。

吉田兼好の頃より、人間社会も弱肉強食の世界であった。
コインの裏表のように裏になったとたん、周りの人は逃げていく。

会社でバリバリ働いていたものがちょっと病気になったとたん、
リストラや閑職に追い出される。

時代の寵児ともてはやされた者が特捜の捜査が入ったとたん・・・・。
株価暴落・・・・等、たくさん見てきていますよね。



たった1週間しかたっていないというのに、もうマスコミや
巷では次の首相の福田元官房長官、麻生幹事長の話題や

次期政権の思惑などで一杯です。
もうすっかり、もう過去の人。別に安倍首相のことを擁護する

わけでもないけど、ライフデザイン的に人生はこういうことは
つきものなのだ。当たり前のことなんだと・・・知っているか。

政治業界ではない我々のどんな世界においても、我々も動物で
ある以上「弱肉強食」の掟は付きまとうのである。

不本意な仕事を無理やり押し付けられてしまったとか、
思いもよらない配置転換で、ストレスで一杯の職場とか

閑職にあまんじなければならないといった、ハンデを
背負い込んだ生活を余儀なくされることもあるだろう。

だが、ほとんどの人のピンチ(危機)は絶対絶命ではない。
(絶対絶命のピンチも実は結構あるもの・・・)

人間は苦境に立たされた時に、はじめて自分自身の実力の
有無がわかってくるのだ。

だれしも一生の内に、何度かのピンチに必ず襲われる。
近視眼的にしか、ものが見えなければ、ピンチは単に

マイナスの要素でしかない。
ところが、コインの裏表のようにマイナスの裏には必ず

プラスが隠れているのだ。
マイナスの位置から他の人間を見ると、実にその人の
本性もわかってくる。

マイナスの位置にいる時の友人が本当の友人になる。
プラスの時にだけ金魚の糞のようにつきまとう輩もいる。

サラリーマン生活に限らず、人生はコインの裏表の連続である。
いつも表ばかりを引いていられる人間はめったにいるものではない。

それならいっそ、裏も表にしてしまえばよいのだ。
ようするに、マイナスの環境に陥ったら、積極的にプラスを

見つけるようにして、思いっきりマイナスを楽しめば良いのだ。
むしろ闇の世界を楽しむようなふてぶてしさと、その経験を自分の

財産にしてしまうバイタリティが、将来の道を拓く鍵に
なるということを知っておくべきです。

そういう意味で「若いうちに苦労は買ってでもしておけ」と、
昔の人は言ってきたんだろうし、大小は有れある程度の挫折を

経験しておくことは「心の病」の防止対策にいいのだ。

やはり、これからの日本の首相は3度くらい落選した
挫折の経験がないとなってはいけない・・・。

ついでに国務大臣も2回ぐらい落選した人以外はなってはいけない
という法律でもつくらないとだめなんじゃないかと・・・。

ちっとも言いたいことがまとまっていないけど、
この段はおそらくこういうことを言っているんだと思います。

あくまで勝手解釈。そこでいつものように、

デザインするのに挫折したい方のために

誰でも学べるデザインの学校>>





(昔の生き方 解説書 徒然草の第27段 

     もう、はや過去の人 勝手解釈でした。)

追伸 

私も何度も、もう、はや過去の人を経験したことがあります。
しか〜し、めげずに頑張るのだ。

安倍首相も、早く良くなって欲しいと思います。
何せ同じ歳なもんで・・・・。

→→http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/news/2007/abe_cabinet.html 


posted by 情報建築家・niNaru  at 01:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 人生・生き方に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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