2007年09月10日

生きてますか〜?私は生きているぞ〜。

9月になっています。ここ2週間ぐらいいろんな決断があって
ちょっとブログへ向かうのが後回しになっていました。

しかし、生きています。しっかりと・・・。何となく・・・。
「何とか生きています。」は、頑張っている証拠??

今日は「何となく、ただ時間つぶしで生きてきた」という
定年前の男の死期を察してからのお話。

黒澤明監督のドラマスペシャルということで、日曜の夜
「生きる」をテレビでやっていました。

1952年の映画のTVリメイク版ということで、
主人公の年齢に近くなったので、興味を持って見てしまいました。

何十年前に一度観たことがあるのだが、死期を悟った主人公が、
残りの人生を精一杯生きるという、何となく当たり前のような

ドラマなのですが・・・・。その平成TVドラマ版。

「生きる」の中に出てくる主人公は、市役所の市民課長。
市役所の市民課だけあって、市民のいろんな事案が持ち込まれるが、

課長を筆頭に「事なかれ主義」。いろんな苦情を他の課へ
回すだけの仕事をしている振りをするのが仕事。

若い頃の血気盛んな勢いは役所の官僚主義とセクショナリズムに
スポイルされ、今は「時間を潰しながら」眠っているように生きている。

市民が陳情に来ても、「あれは土木課」、「これは公園課へ」と
ハンコを押すだけ。

一番若い女性課員(深田恭子)に「ミイラ」とあだ名をつけられている。

そんな男が「すい臓癌」になり死期を告げられ、ヤケクソになって
夜の街をさまよう。(夜の町を遊んだりする・・・)

男手一つで育てた息子も嫁の言いなりで頼りにならない。
息子の嫁に退職金を当てにされているのも知ってしまう。

七転八倒する中で役所を辞めておもちゃの工場にいる
女性課員(深田恭子)とおしかけデートを重ねながら、

「何故君はそんなに生命力たっぷりにイキイキしてるのかね」と
すがりつくように問いかけると、

「あら、私はただ食べて働いて。それだけよ。」
「でも工場で子供のオモチャを作ってるときに生きがいを感じるわね」

それを聞いて、ハッと悟った彼は、市役所でたらい回しになっていた
公園がゴミ捨て場になっているという問題を解決しようと奔走する。

「自分は何十年も何をしてきたのだろう?」「何を残すのだろう?」
という疑問に答えるように、死を目前にしてミイラから目覚めたのである。


ドラマはここで、5ヵ月後の葬式のお通夜のシーンへ突入する。

役所の仲間たちが、「なぜあの人はあんなに人が変わったように
前向きになったんだろう?」と、口々に語り合う回想シーンへ。

揃いも揃って、長いものには巻かれろの日和見主義、ご都合主義、
権威主義。公園再生?の功績は・・・。

「個人の功績なんてものは役所では存在しない」、
「役所っていうのは何もしないことが仕事」と胸を張る面々。

黒沢明の最初の映画が今から55年前だから、何も変わっていない。

公園課を動かしたり土木課を動かしたり、そして助役に立てついたり
しながら、やっと公園は完成する。

そして雪の舞う夜、その公園でブランコを漕ぎながら、永遠に目を閉じる。

ブランコの上で口ずさむ歌が「ゴンドラの唄」吉井勇作詩 中山晋平作曲

大正時代に女優の松井須磨子が歌って大ヒットしたというこの曲は、
最近は沖縄の歌としてまた歌われているとか・・・??


 いのち短し 恋せよ少女(おとめ)
 朱(あか)き唇 褪(あ)せぬ間に
 熱き血潮の 冷えぬ間に
 明日の月日は ないものを

 いのち短し 恋せよ少女
 いざ手をとりて 彼(か)の舟に
 いざ燃ゆる頬を 君が頬に
 ここには誰れも 来ぬものを

 いのち短し 恋せよ少女
 波に漂(ただよ)う 舟の様(よ)に
 君が柔手(やわて)を 我が肩に
 ここには人目も 無いものを

 いのち短し 恋せよ少女
 黒髪の色 褪せぬ間に
 心のほのお 消えぬ間に
 今日はふたたび 来ぬものを


お通夜の席にご焼香に現れたおまわりさんが言うことには、
公園のブランコの上で嬉しそうに口ずさんでいたし、

心に染みておまわりさんとしての適切な職務質問が出来なかった・・・と。

ささやかだけど、死期を察してからの彼の行動力はそのまま
生きた証として誰もが認めることになったのだ。

しかし、彼は生きた証を手にして微笑みを浮かべていた
のかどうかは、ドラマでは語っていない。

何かしらの行動したという事実だけで十分だったのだろう。

そして、ブランコのところで最後を迎えるのだが、
何か主人公の年齢に近くなってきたせいかもしれないが、

何も屈託がない「若い乙女」をみていると、
「何故そんなに生命力たっぷりにイキイキしてるのかね」と

私も思ってしまいますが・・・。

そして、また市役所のシーン。
揃いも揃っての事なかれ主義、長いものには巻かれろの日和見主義、

そんな主人公がいたなんて関係のない日常。
それに嫌気をさして辞めていくユースケサンタマリア。

その公園に行ってみると、功績を横取りした形の助役の
選挙活動のウグイス嬢をしていたのが、元女性課員(深田恭子)。

ハハハ、「若い乙女の行動力」にこのドラマのテーマが
凝縮されているのか?

まっ、「ゴンドラの唄」にもテーマが潜んでいて、
一個人の人間の命は、社会全体の流れからして短いっていうこと。


そこで、世界名言集より

 生きるとは呼吸することではない。行動することだ。
                          ルソー



TVドラマ 生きる→→http://www.tv-asahi.co.jp/ikiru/


今日はただの日記でした。さあ、行動しよう!!
熱き血潮の 冷えぬ間に 

明日の月日は ないものを(若いとあまり感じないんだよね)

posted by 情報建築家・niNaru  at 02:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。