2007年08月18日

荒れ果てた庭に咲くスミレ


徒然草 第26段 荒れ果てた庭に咲くスミレ

風も吹きあへずうつろふ、人の心の花に、馴れにし年月を思へば、
あはれと聞きし言の葉ごとに忘れぬものから、

我が世の外になりゆくならひこそ、亡き人の別れよりも
まさりてかなしきものなれ。

されば、白き糸の染まんことを悲しび、路のちまたの分れんことを
嘆く人もありけんかし。堀川院の百首の歌の中に、

昔見し妹が墻根は荒れにけりつばなまじりの菫のみして
さびしきけしき、さる事侍りけん。


  徒然草 現代語訳から引用し勝手に注釈をつけました。
 


 第26段  傍らに咲く花の去りゆく様が世の常ならば

  北海道の子供盆踊り歌 歌詞です

 そよろそよ風 牧場(まきば)に町に
 吹けばちらちら 灯(ひ)がともる
 赤くほんのり 灯がともる ほら灯がともる
 シャンコシャンコシャンコ
 シャシャンがシャン
 手拍子そろえて シャシャンがシャン


 笛も流れる 太鼓(たいこ)も響(ひび)く
 風が流れる なか空に
 手拍子(てびょうし)そろえて ほら回れ ほら回れ
 シャンコシャンコシャンコ
 シャシャンがシャン
 手拍子そろえて シャシャンがシャン


北海道の夏は短く、子供達の夏休みもお盆を過ぎると
すぐ終わってしまいます。

そんな夏休みも終盤のここ1週間ほどの夕暮れ、
どこからともなく聞きなれたお囃子が聞こえてきます。

短い夏を締めくくる「盆おどり」です。
北海道は夕暮れから少し暗くなる7時ぐらいまで、

まっ大人の盆踊りの前の前座として、この子供盆踊りが
私の小さい頃から行なわれていました。

小学生の頃、このお囃子が聞こえてくると夏の終わりと
夏休みの終わりを感じ、たまった宿題などに思いを

馳せたものですが、大人になってからもこの唄は夏の楽しさと
哀愁の両方を感じるのは私だけでしょうか。

今年も盆おどりがそこここで開催されておりました。
神社や近所の公園から、盆おどりのお囃子が聞こえてきます。

なつかしい「シャンコ、シャンコ…」というメロディです。
この盆踊り歌は、北海道のみなので北海道以外の方にも

紹介したかったので・・・ここに記してみました。




 そろた揃(そろ)ったよ どの子も揃った
 そろて歌えば 月が出る
 海の上から 月が出る 月が出る
 シャンコシャンコシャンコ
 シャシャンがシャン
 手拍子そろえて シャシャンがシャン


 となり近所も 遠くの人も
 踊(おど)りゃ日本の 心意気(こころいき)
 広い大地を 踏(ふ)みしめて ほら踏みしめて
 シャンコシャンコシャンコ
 シャシャンがシャン
 手拍子そろえて シャシャンがシャン


ところが、ここ最近。札幌のそこそこの数の町内会や商工会など、
地域の盆踊りを主催してきたところが、財政難や商工会のなどの

本業不振などの影響や、盆踊りを企画しても子供達が
集まってこないという状況で、盆踊り自体を中止しているところが

多くなったそうだ。これは地方都市についても言えることで、
私の田舎の町でも子供の数が少なくなってきて、

大人の盆踊りの予鈴のような状態だということである。



 昨日けんかを したけど今日は
 みんな忘れて 仲直(なかなお)り
 見よう見まねで輪(わ)になって ほら輪になって
 シャンコシャンコシャンコ
 シャシャンがシャン
 手拍子そろえて シャシャンがシャン

 いつもお転婆(てんば) あの娘(こ)にこの娘
 浴衣姿(ゆかたすがた)で すましてる
 うちわ片手に松のかげ ほら松のかげ
 シャンコシャンコシャンコ
 シャシャンがシャン
 手拍子そろえて シャシャンがシャン



風が吹き止む前に散ってしまう花がある。
そして人の心もまた散り行く花と見る。

花である人と慣れ親しんだ日々。
しみじみと聞いた彼の言葉を忘れる間もなく、

この、私の傍らに咲く花の去りゆく様が世の常ならば、
亡くなった人との別れ以上に悲しみにとらわれるのである。

だからこそ白い糸が次第と色に染まり移ろうことを悲しみ、
分かれ道での人との別れを思い、嘆く人もあるのだろう。



 さあさ楽しめ 短い夏を
 太鼓たたけば やぐらから
 北斗七星(ほくとしちせい)手がとどく ほら手がとどく
 シャンコシャンコシャンコ
 シャシャンがシャン
 手拍子そろえて シャシャンがシャン

 月は今夜も まんまる笑顔(えがお)
 風はそよ風 頬(ほほ)なでる
 そろい手振りも軽やかに ほらかろやかに
 シャンコシャンコシャンコ
 シャシャンがシャン
 手拍子そろえて シャシャンがシャン


堀河院の百首和歌集の中に、

むかし見しいもが墻根(かきね)は荒れにけり
つばな(茅花)まじりの 菫のみして

(その昔に通った女性の家の垣根は荒れ果ててしまった。
 今では菫が雑草に混じって咲いているだけである。)

とある。
ジジ・ババばっかりの盆踊りは風情も無く、
心寂しい景色というのは、このようなものであるのかもしれない。

しかし、この26段の真意は寂れて荒れ果てていく
盆踊りではあるが、ジジ、ババをスミレにするんじゃなく

いつもお転婆(てんば) あの娘(こ)にこの娘
浴衣姿(ゆかたすがた)で すましてる

うちわ片手に松のかげ ほら松のかげ〜
もう、こんな娘いないと思うけど・・・・

傍らに咲く花の去りゆく様が世の常なんだけど、
やっぱり子供盆踊りも、浴衣姿の若いスミレが欲しい・・・。

上は冗談で、真意は好きだった人のことを
思い出しているのでしょう。

そこで、いつものようにおまけで

財政難と超高齢化・少子化で来年からの盆踊りを
考えようとするならここ。

誰でも学べるデザインの学校>>

デザインとは、こうしたらどうだ!?
こんな方法ではどうだろうか!?という仮説提示なのである。



(昔の生き方 解説書 徒然草の第26段 

     荒れ果てた庭に咲くスミレ 勝手解釈でした。)


追伸 そよかさん、元気ですか?(そよろそよ風で思い出した。) 

posted by 情報建築家・niNaru  at 21:25| Comment(0) | TrackBack(1) | 人生・生き方に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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