2007年07月18日

建築設計事務所の仕事 その1

久し振りのブログアップです。
とある都市計画のプロジェクトの基本計画のアップで

四苦八苦しておりました。まだまだ続きますが・・・。

7月に上陸した台風としては大型で沖縄から関東地方まで
過ぎ去った台風4号も、やれやれと思っていたら、

最後の連休日に新潟中越沖の地震発生ということで、
本当に地震や台風の多い国に住んでいることを、

改めて認識させられてしまいました。
「震災は忘れた頃にやってくる」とはいえ、

業務上、地震や台風のことは常に意識しながら
設計やら工事監理などをやっているのですが・・・・・。

台風4号と新潟中越沖の地震で、被災に会われた方の
お見舞いを申し上げます。

新潟中越沖の地震では、またしても多くの木造住宅が倒壊しました。
まっ古い建物は地震に対処するための壁の量や地震に耐える為の

筋交いも左程、無いために瓦屋根など重量の重たい屋根の
建築物は本当にひとたまりもないということが

また立証されたみたいです。
昔から比べると、何か地球が怒っているように感じます。

いとも簡単に建物が崩壊していくような気がするけど・・・。
それだけ大型化と建物内に持ち込んでいるものが、

重たく多くなってきていると言うことなのでしょうか?
テレビも冷蔵庫もタンスもベッドも・・・
(建築用語で上載荷重と言います)


平成7年の阪神・淡路大震災では、亡くなった方の8割以上が
建物の倒壊等による圧死や窒息死でした。 

特に、昭和56年以前の旧建築基準法で建てられた
木造住宅に大きな被害がでました。

もともと建築基準法とは最低限度の基準を定めたものですから
その最低基準で設計されたものでも、施工上のミスだとか

工事の変更などで最低基準以下になってしまう場合も
あるものなのです。

しかし一方、昭和56年それより古い住宅やマンションでも
かなり堅牢に造られているしっかりした建物もあるのです。

もともと最低基準を大きく上回った設計と施工をしていたのですね。

逆に昭和56年以降なのに新耐震基準が適用されながら、
工事不良や施工ミスなどで危険性が高くなっている建物もあります。

これは建築物が工場等で作られるプロダクト製品ではなく、
その建てられる土地や環境などの影響を受けて建てられる

そのものの一品生産物であるところに起因するものなのです。

中古の一戸建ての住宅やマンションを購入する場合や、
新築の物件を建てたり購入しようとする場合など、

単純に建築年月や新耐震基準の適用の有無だけで
判断するのではなく、実際の建物の状態などを確認することが

欠かせなくなってきているのです。

一昨年の姉歯建築士のようなこともあり、木造の構造計算を
間違えたり、現場でチェックしなかったりということが

ホント今でも至るところで見受けられます。
(業界暴露・・・・何処の会社とは言いませんが・・・)

さらに、一戸建住宅などではその当時建築確認を受けずに
建築されたものや、建築確認は受けたものの当初の設計どおりには

建てられていないものも少なからず存在します。
このような違反建築物などでは、新耐震基準が施行された後の

建物であっても安心はできません。

一級建築士などによる建物診断のサービスもありますから、
気になる点があれば活用を検討してみてはいかがでしょうか。
(さりげなく宣伝・・・・ご用命はメールにて)

メールのアドレスは右のリンクの誰でも学べるデザインの学校から、
オーナーへメールする・・・と言うところからです。

もしも、既に住宅などの工事に着工しているのであれば
どんな住宅でも、建築基準法は適用になりますので

構造計算書か、木造の壁量の計算書ぐらいは説明して貰いましょう。
これを説明してくれないハウスメーカーや、工務店、

中には設計事務所や建設会社もあるかもしれません。
(業界暴露・・・・何処の会社とは言いませんが・・・)

そんな場合は、工事を中断してでも高いお金を支払うのですから
納得するまで確認したほうが良いでしょう。

そんな訳で、近年耐震診断とか住宅保証制度とか
住宅の品質確保の促進等に関する法律なんてものも

ありますので、知識をつけないと
「安物買いの銭失い」になってしまいます。

いえ、もっと知識をつけましょう。
今はどこの市町村でも旧基準で建てられた古い住宅の

耐震改修に補助金を出すような制度があるはずなのです。
(あまり、はっきりとは言えないのですが・・・)

何度、同じようなことを繰り返すのでしょうか?
地震で倒壊されたら困るのはその市町村なのです。

本当に嫌な社会になってきたな〜と考えてしまった
今回の地震の状況でした。

建物などの倒壊で亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。

電話一本で100円が募金できます。

 TV朝日ドラえもん募金 0990−513−006

 サイト→→http://www.tv-asahi.co.jp/doraemonbokin/



posted by 情報建築家・niNaru  at 01:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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