2007年06月08日

空間のおもむき 

徒然草 第24段 宮中だからこそ

斎宮の、野宮におはしますありさまこそ、やさしく、
面白き事の限りとは覚えしか。

「経」「仏」など忌みて、「なかご」「染紙」など
言ふなるもをかし。


 このあとも続きます。自分で調べて・・・。


  徒然草 現代語訳から引用し勝手に注釈をつけました。
 


 第24段 空間のおもむき 

皇帝が即位する際に選ばれる皇室の乙女である斎宮が、
伊勢神宮に籠もる前に京都の嵯峨野で身を清めている姿は

なんとエレガントで心が引かれること世界一である、と思った。

「お経」とか「ホトケ」という単語を使うのは避けて、
「染め紙」とか「中子」とか代用語を使っているというのも、面白い。

何でもかんでも神様の建物は、放っておけないほど洗練されている。

古びた森の姿は、ただごとではない様子を呈している上に、
塀を作って、榊の葉っぱに布をかけているのを見て、

じっとしてなんていることができるものだろうか?
 
そんな感じで、おすすめのスポットは、伊勢神宮、賀茂別雷神社、

奈良の春日神社、京都の平野神社、大阪の住吉神社、
奈良県桜井市三輪町の大神神社、京都市の貴船神社、同じく吉田神社、

大原野神社、松尾神社、梅宮神社、などである。


・・・なあに、言ってんだか。。。
皇室の乙女が京都の嵯峨野で身を清めている姿は、実際どんな風に

身を清めるのかは知りませんが、一般的に身を清めると言えば
水行である滝に打たれたりとか、水浴びをするって言うことだったら

そりゃあ、吉田兼好の頃の乙女だもん、ビキニの水着もなかったろうし
薄い長じゅばんのまま水浴びしていたとしたら・・・・。

どんな男だって心が引かれること世界一である。
ルノワールや他の画家の人たちも水浴びをする女性を描いてきたのは

心が惹かれたんだろうと思います。
まっ、これは置いておいて神様の建物が良いといっています。


ここで、建築のお勉強をしましょう。
無信教のあなたでも、初詣か何かで神社に行ったことがあるでしょう。

神社境内は、神聖な場であるため、故に俗世界との間に
なんらかの境界が設けられています。

神域への侵入路には一つまたは複数の鳥居が立っています。
本殿の周りは、多く木製あるいは石製の垣で囲まれています。

その周りは、仏教建築の応用により、廻廊や楼門も用いられます。
また、象徴的な禊のための、手水舎・灯篭があります。

そして、神社を構成する建築物には以下のものがあります。
勿論、全てを完備する必要はないし、また、神社によって呼称も

違うようである。

・祭神が鎮座する本殿。なかには、本殿を設けず、磐座・磐境・神木・
 神奈備等を鎮座の場とする場合もある。

・神事や祭の場としての拝殿、舞殿あるいは神楽殿、幣殿。

・祭の準備や宮座儀礼、直会に用いられる施設。

・宝物や祭具を保管する蔵。

・神饌や神酒を造ったり調理する神饌殿。

・神社の運営を行う社務所。

これら全体配置のデザインと、建物本体のデザインがあり、
これらの種類・意味・組み合わせでそれぞれの神社が成り立っています。

こうして神社という空間のおもむきが決まっていくのである。
興味のある人はご自分でお調べ下さい。

そして、よくつかわれる言葉に「おもむき」
国語辞典で調べると おも‐むき 【趣】 - 国語辞書(大辞泉)

1 そのものが感じさせる風情。しみじみとした味わい。
 「冬枯れの景色も―がある」

2 全体から感じられるようす・ありさま。
 「異国的な―のある街」「大陸とは―を異にした文化」

3 言おうとしていること。趣旨。「お話の―は承知しました」

4 聞き及んだ事情。ようす。「承りますればご病気の―、お案じ申しております」

5 やり方。方法。


このおもむきというデザインを考えたら、思い出した本があります。

夏目漱石の「草枕」の冒頭にはこう書かれています。

     ・・・・ここから・・・・

山路を登りながら、こう考えた。

智に働けば角が立つ。情に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。

住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。

人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。
やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。

ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人でなしの国へ行くばかりだ。

人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。

               ・・・・ここまで・・・・

さあ、みなさん向う三軒両隣りにちらちらするただの人なのですから、
何かをつくりましょう。詩でも歌でも、踊りでも・・・何でもいい。

今日も支離滅裂の書き込みで申し訳ありません。
ただの人の作ったブログなもので・・・・。

そこで、いつものようにおまけで

何かデザインのあるものを創りたくなったらここ。

誰でも学べるデザインの学校>>



(昔の生き方 解説書 徒然草の第24段 

   宮中だからこそ  勝手解釈でした。)

しかし、YOSAKOIソーラン祭りとは小学校の学芸会の
おもむきだね。

何か、角が立ったかしら・・・・。

posted by 情報建築家・niNaru  at 23:07| Comment(0) | TrackBack(1) | 人生・生き方に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/44237749
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック


Excerpt: 吉田神社吉田神社は、京都市左京区吉田神楽岡町の吉田山にある神社。奈良の春日大社の分社。本稿で著述。吉田神社は、茨城県水戸市にある神社。常陸国三宮。⇒吉田神社_(茨城県水戸市)----吉田神社は、京都市..
Weblog: 京都探索どっとこむ
Tracked: 2007-07-29 03:16
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。