2007年03月29日

温故知新

徒然草 第22段  古き世のみぞ慕はしき

何事も、古き世のみぞ慕はしき。今様は、無下にいやしくこそ
なりゆくめれ。

かの木の道の匠の造れる、うつくしき器物も、古代の姿こそ
をかしと見ゆれ。

文の詞などぞ、昔の反古どもはいみじき。たゞ言ふ言葉も、
口をしうこそなりもてゆくなれ。

古は、「車もたげよ」、「火かゝげよ」とこそ言ひしを、
今様の人は、「もてあげよ」、「かきあげよ」と言ふ。


 このあとも続きます。自分で調べて・・・。


  徒然草 現代語訳から引用し勝手に注釈をつけました。
 


 第22段 徒然草の頃も「昔はよかった〜」だって

このブログのタイトル「温故知新」 


何事においても、古き良き時代へと心はひかれてゆくものである。
そして新しければ新しいほどに軽薄になり、

品を失って行くように思われる。

細工職人の作った素晴らしい道具であっても、昔に作られた
物の方により深みがあるようだ。

手紙に使われる語も、昔に用いられた、意味も残っておらず
役に立ちそうもない言葉であっても、古い方がよほど
素晴らしく思われる。

ただ口にしただけのような何気ない言葉ですら、
現在使われているものには何とも感心しないものが多い。

古くは「車もたげよ」「火かかげよ」と言っていたものを、
近頃の者は「もてあげよ」「かきあげよ」とわざわざ細かく発音する。

・・・と、吉田兼好も若者言葉を嘆いているが・・・。

もう、なんら今と変わらないじゃない。


今更なのですが、若い人たちが使う若者言葉というのは、
若者と呼ばれる年齢になれば必ず使うようになる言葉ではなく、

その時どきの、若者と呼ばれる人たちが使う流行の言葉であり、
若者でない、特に年配の人びとから、意味が分からない、

日本語を乱しているなどと、おしかりを受けることの多い言葉である。
(中高年の読者のために・・・)

流行語だから、地方ごとやあるいは学校ごと、中学生だけ、
女子高生だけとか大学生だけが使っている言葉なんかが

あるんだろうと思います。
(私は言語学者じゃないので良くはわかりませんが・・)

ようは、仲間だけに共通する言葉であったり隠語であろうと
思うわけですが・・・・・。(もう若者じゃないので??)

仲間内の言葉と理解すれば、大人の社会だって業界用語なるものが
あって、その業界の人しか理解できない言葉なんてたくさんあって

もうかなり前になるが、建築パースの色使いの上手い制作者に
「どうやって描いたの?」って聞いたら、「フォトショ」・・・。

「フォ?とショ?」 「ホットシヨ?」

この「フォトショ」の意味がわからず焦ったものだが・・・。
(フォトショップというソフトのことです。)

まっ、それに対して老人語というものも実はあって、
若者言葉と似ているんだけど、その時どきの老人たちが

使っている言葉で、いわば時代のトレンドからズレている、
あるいは古臭い語彙や言い回しのことである。

中高年語というものもあるんだよ。
だから今、若者言葉を使っている若者が、中高年・老人と呼ばれる

年代になると、その時どきの若者や老人でない人びとから、
かれらの言葉が中高年語・老人語と呼ばれることになるわけである。

中高年が南こうせつの「神田川」や、マイペースの「東京」なんぞで
「東京で働いていた頃が良かった〜。」と言いながら、

「あかちょうちん」で、グタまいているのも・・・・
どっちかというと老人語だから若者には通じないよね。

そこで、四字熟語の「温故知新」

故きを温ねて新しきを知る。(フルきをタズねてアタラしきをシる)

インターネットの語源由来辞典はここ
→→http://gogen-allguide.com/o/onkochishin.html


タメ口をきく シカトする うざい やばい
なんか、若者言葉は否定語しかないのか?

イケメン チョイ悪オヤジ・・・・肯定語か?

だいたい、私が若者言葉を知る頃にはもう既に
流行しなくなっている頃なんだろうと思います。

まっ、多くを語るまい。「温故知新」

若い男を知るには、古い男も知れねば・・・・
(ワー、セクハラ)冗談です。


新しいデザインしたいのなら、まずは過去のデザインの見直し。

誰でも学べるデザインの学校>>

まっ、いつものところへ落ち着いたけどこの段は
「温故知新」という意味においては賛成です。

新しい時代と未来は否定しないほうがいいし、
むしろ過去を否定した方がより良き社会が出きると思うのです。

A1の設計図面を図面筒に入れて持ち運ぶ時代より、
USBかSDカード、メールで送る方が断然便利なんです。


(昔の生き方 解説書 徒然草の第22段 

   古き世のみぞ慕はしき  勝手解釈でした。)



posted by 情報建築家・niNaru  at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 人生・生き方に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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