2007年01月20日

住宅のプランニングについて

新年早々、新しいプロジェクトが始まりました。
14日の日曜日に、第1回目のプレゼンテーションということで

行ってまいりましたが、大枠の合意形成は取れたことと思います。
そして、明日が第2回目のプレゼンテーションです。

急遽、今年の最初の着工物件になるであろう住宅の物件なのですが
このかけがえの無い地球という大地に、また新たな建築を

造ることに大いなる希望と、クライアント(建築主)の
これからの人生にかかわって行くことの責任の重大さに

身が引き締まる思いをしている今日この頃です。
ぺコちゃんの会社があぶないとか、納豆ダイエットがヤラセだったとか

本当に「何とゆーことでしょう?!」の毎日ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

昨年の末に土地が決まったと連絡が入って、今月6日の日に
クライアント(建築主)ととの打ち合わせ。

14日に第1回目のプレゼンテーションと、私目の得意な
緊急案件の物件でした。

私もプロだから徹夜してでもやるけど住宅のプランニングの問題は、
クライアントの方々の合意形成がうまくこちらのペースと

合致するかなのです。
今までも、かなりの住宅を設計させてもらいましたが、

多くの人間は、表層だけの自分の目で見えるものだけで
判断をしてしまうことが多いものです。が、物事の本質を見ずして

ある事を進めようとすると、いつしか本来の目的から大きく
外れてしまう事が多いのです。

特に住宅の場合は、何のための家作りか、どういう方向を
目指した家作りか、その地域の一員となるということは

どういうことなのかを、キチンと納得し計画していかないと
いけないものなのである。

この本来の目的から外れないようにするためには、
常に「いつ」「どこで」「誰が」「何のために」「何故」

「どのようにして」という、モノが出来上がっていく原点を
見つめながら、そのプロジェクトにどう自分がかかわりながら、

建築というものが出来上がる地域や都市や大地や地球というものにも、
配慮の目を向けていかなければならない。と思うのです。

と、大上段に構えて言っていてもクライアントの信頼を得なければ
物事は進んでいかないものですが・・・・。


ここからは、今回の物件とは関係なく一般論として
話をさせていただきますが・・・・。

建築を創るときの与条件は、それはそれはものすごく多くて
物理的な条件や、目に見えないクライアント(建築主)の

心の問題まで考慮しなければなりません。

人間は何十年連れ添った仲のいい夫婦であったとしても、
実は最後の好みのところは違っていることが多いものです。

似たもの夫婦という言葉がありますが、こと家を作るという
時には、意見が分かれることが多いものです。

そして、人々は、常に表層のデザイン(表面的な問題)について
語り合います。

しかし、お互いの好みのことを討議してみたところで結論は
出ないし、そこは仲介役の建築家の私めが折衷案をプレゼンしながら、

最良の解決案を提示し、了承を得ながら進めていかなければ
ならないのである。

いくら仲のいい家族であっても、趣味や好みの食べ物や、洋服などと
同じで、着るものの色の好みやデザインが一致することは難しい。

まして、表層のデザインといえども間取りという空間のあり方に
ついては、家族全員の100パーセント満足を貰うことは有りえない。

だから話が平行線を辿ったり、あらぬ方向へ議論が向いていって
しまったりもする。

自分達の好みのファッションのようなことについて、
議論しあうことなど何の意味もないのである。

お互いに何でいがみ合っているのか分からないまま、
議論のための議論を繰り返していることも多い。

何年か前の物件では、「家つくり」が「夫婦喧嘩」や
「親子喧嘩」にまで発展したこともあった。

いたって歯の浮いたようなことに聞こえるかもしれないが、
住まいを創るということは、本当にとても大変なことだ。

やはり、そこには人間としての思慮深い愛情をもって
夫婦や親子を見つづけ、近い将来や、やや遠い将来を見通す

洞察力が必要になってくる。
本当に経験値というものが必要になってくる世界であるというのは、

だんだんと身にしみてきている。
建築家から占い師や「未来預言者」まで、要求される。

私自身、人生の経験値の無い頃の、クライアントとの打ち合わせや、
クライアント自身がさほど経験値が無い若い人達との打ち合わせ時は、

私自身も含めお互いのその時点の薄っぺらい「好み」や、
現実感のない「ライフスタイル・ライフデザイン」なるものを

ぶつけ合って堂々めぐりするだけだった。
やはり真の建築は、そんなことでは創りあげることはできない。

厚い「好み」や現実感のある「ライフスタイル」「ライフデザイン」を、
確認しながらクライアント(施主)とともに、

「この地球上で生かされているんだ」という誰かさんの言葉以上に、
また新たなる小さな世界を創るんだという神聖なる気持ちで

真の建築は創りあげられるものである。

そして、その意識は、まずはクライアントと共有しあうことから
建築が始まっていくのである。

クライアントの世界観や人生観など、今まで生きてきた証としての
モニュメントでもあり、これからも生きていくであろう

この地球上での住処(すみか)であり、ステージであるからである。

私たち建築家は、それを具現化するためのアドバイザーであり、
社会性を持って建築を創るということへのカウンセラーであるようだ。

本当に、家を創るというのはブログをアップする時間が取れないくらい
難しいことなのだ。(アップ出来ない言い訳・・・)

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posted by 情報建築家・niNaru  at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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