2006年12月06日

季節への思い、それぞれに

徒然草 第19段 

  折節の移り変るこそ、ものごとにあはれなれ。

「もののあはれは秋こそまされ」と人ごとに言ふめれど、
それもさるものにて、今一きは心も浮き立つものは、

春のけしきにこそあんめれ。鳥の声などもことの外に春めきて、
のどやかなる日影に墻根の草萌えいづる頃より、やや春深く

霞みわたりて、花もやうやうけしきだつ程こそあれ、折しも、
雨風うちつづきて、心あわたゝしく散り過ぎぬ、青葉になりゆくまで、

万に、ただ、心をのみぞ悩ます。
花橘は名にこそ負へれ、なほ、梅の匂ひにぞ、古の事も、

立ちかへり恋しう思ひ出でらるゝ。山吹の清げに、
藤のおぼつかなきさましたる、すべて、思ひ捨てがたきこと多し。

          
          このあとも続きます。原文は自分で調べて


    徒然草 現代語訳から引用し勝手に注釈をつけました。
 


 第19段 季節への思い、それぞれに

季節が移り変わりゆくその姿に、人は何か深い物を感じるのである。
そういう意味では、四季の季節のはっきりした日本で生まれ育って

良かったと思うのです。
まっ、それほど詳しくは北欧の白夜のある地方の国や、砂漠ばかりの

国を知っているわけでもないが、結構日本中仕事で旅行した
経験から述べさせてもらうと、四季折々、その地方ごとの風習やら、

お祭りやらを見てくると、本当にいいなあと思うのです。
しみじみとした美しさを感じさせる季節は、秋を差し置いて他にない。

そう人々は口にします。
一生懸命、働いて秋の収穫を終えた後のほっとした気持ちと、

また冬が来る、来年の農作業の準備期間だという次の仕事への
準備があるという日本人が本来持っている、農耕民族の
習性なのでしょう。

確かにその通りだとも思えるのだが、吉田兼好は春の思いから
述べているが、季節柄、冬についてのみ解釈していこう。


さて冬だが、草木が枯れ、冬景色が整い行くその様子は、秋の景色に
少しも劣るものではない。

水際の草の上に紅葉が散り重なり、霜が白く降りる朝に、
池にひく水の流れから湯気が立ち上るその様は風情豊かに
感じられるものである。

年末、何かと忙しくなるその時期も、またとなくしみじみと
思われるものだ。

あまりにも殺風景であって、眺める人もいない月が寒々と
冴え行く二十日頃の空もまた物寂しい。

一年の罪を滅ぼすという御仏名(おぶつみょう)や、初穂を
陵墓に供える荷前(のさき)の勅使が出立する様子も、

何か背筋を伸ばさずにはいられないような尊さを感じさせる。

この時期は政務や儀式も数多く、新春の準備に重ねてこれらを
執り行う様子もまた大変なものである。

そういうと、12月の札幌はホワイトイルミネーションが
大通り公園で飾られていて、もうすぐクリスマスだとか、

もう今年も終わりだとか、何かせっつかされているような
気がするのは、私だけではないはずだ。

最近は、あまり街中を歩くこともなくなったが、この季節の札幌は
日暮れは早い。太陽が南の空を低く通り過ぎ、午後3時過ぎには

暗くなりはじる。空の色が薄い水色から青、紺へとあっという間に
みるみる変化する。

札幌の人は小忙しくシャカシャカ歩くのに、ロードヒーティング
されている歩道では観光客と、もう冬だと言うのにミニスカートで

いちゃついている若者達だけが、このホワイトイルミネーションを
堪能しているのだ。

その横を、気ぜわしく小走りの私が通るのだ。私は、車からしか
見たことがないのだがそれは、ロマンチックで電気屋さんも

大変だろうなと思うのだが、何でも、恋人同士でホワイト
イルミネーションを堪能するとその恋人同士は、別れる運命にある
とかで・・・。

ロマンチックなものは恋人同士で見るべきものなんだと思うのだが、
こういう「言い伝え」がある、ホワイトイルミネーションは

なんだかねー。観光協会も早くこんな「言い伝え」をなくす
イベントでも考えればよさそうなものなのに・・・。

私は、車からしか見たことがないで思い出したのだが、これからの
時期は、大通り公園の道路はよそ見する運転手ばかりだから、

交通事故には気を付けましょう。交通事故といえば、私は今まで
3度の車大破の事故と、1度の自分も大破の事故を起こしているが

いずれも12月なのである。やっぱり師走なんで走るんですが、
これが滑るのです。自分の車も滑るけど、相手の車も滑る、滑る。

だから、季節への思い、それぞれにおありでしょうけれども、
年末に向けて、交通事故だけには合わないように、

起こさないように気をつけましょう。



さっぽろホワイトイルミネーション HP


電飾の立体構成を学ぶならここ



(昔の生き方 解説書 徒然草の第19段 

  季節への思い、それぞれに   勝手解釈でした。)


posted by 情報建築家・niNaru  at 02:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 人生・生き方に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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