2006年09月19日

古い書物をデスクトップで広げ

徒然草 第13段 ひとり、燈のもとに文をひろげ

ひとり、燈のもとに文をひろげて、見ぬ世の人を友とするぞ、
こよなう慰むわざなる。

文は、文選のあはれなる巻々、白氏文集、老子のことば、南華の篇。
この国の博士どもの書ける物も、いにしへのは、あはれなること多かり。
 
                   (原文等は自分で調べて。)


徒然草 現代語訳から引用し勝手に注釈をつけました。 
 

第13段 夜一人、古の書物をデスクトップで広げ


一人、明かりの下に書物を広げ、見たことのない昔の人物を
友とすることで心はこの上なく満たされて行く。

書物は、文選、白氏文集、そして老子や荘子の著。
また自国の学者が書いたものも、古き時代の作品であれば、

心が魅きつけられることも多い。


本当に、いい時代になりました。ある程度、本が読みたくなったら今は、
インターネットというすばらしいツールがある。

ちょっとここで、私目も老子の言葉でも読んでみようかと思うと、
桑原隲藏(くわばらじつぞう)さんの「老子化胡經(ろうしかこきょう)」と
いう本がある。

ちょっと、読み始めると・・・ここから引用・・・

如何なる宗教でも、他の國民の間に傳播して行く際には、その國民の
有して居つた舊信仰と衝突するものである。

佛教も支那に東漸してから、支那人固有の道教儒教と衝突した。
殊に道教とは尤も長く尤も激しく衝突した。

                     ・・・ここまで・・・

「老子いわく・・・」「ブルータス、お前もか・・・」

ローマ法王ベネディクト16世が、信者を前にした定例の集会で、
イスラム教の「ジハード(聖戦)」を批判したとされる自らの演説が

イスラム世界に反発を招いたことに関し「非常に残念に思う」と、
事実上の謝罪を表明した。とのことである。

最近の世界情勢は、こんな私でもちょっと不安です。
キリスト教の世界とイスラム教の世界の、憎しみ合いに

発展しなければいいなと思うのですが、いったいどうなっていくのでしょうか?


そんなことを、心の片隅に追いやりながら私は「マイ・オンリー・ワールド」の
世界に浸る事が最近の楽しみになってきております。

皆さんも知っている人はOKですが、知らない方のために。

インターネットが始まった頃から、この世界にインターネットの
一番のメリットである情報の集積と検索・閲覧が誰でも無料で出来る

「青空文庫」というサイトがあります。

富田倫生というかたが、呼びかけ人となって作っていただいた
過去の名作などをインターネットの世界に公開しているサイトなのです。

もちろん無料で公開しているわけだから、サーバーなどにアップするのは
ボランティアの方々・・・本当に感謝です。

さきに、呼びかけ人のサイトを敬意を表してご紹介します。
富田倫生さんのサイト→http://attic.neophilia.co.jp/

・・・青空文庫から引用・・・

青空文庫は、利用に対価を求めない、インターネット電子図書館です。
著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」と

されたものを、テキストと XHTML(一部は HTML)形式でそろえているのです。

作品ファイルは、縦組みを意識した統一した形式でまとめてあり、
いろいろな方が開発してくれた青空文庫対応の表示ソフトを利用すれば、

本のページをめくるように、作品を読んでいけます。
多くの人に、快適に作品を味わい、自由にファイルを使ってもらうことは、

この場を整えている私たちの願いです。どうか青空文庫を、
活用してください。

               ・・・・またまた、大感謝です。

 青空文庫の紹介

インターネットの電子図書館、青空文庫へようこそ。

  http://www.aozora.gr.jp/index.html



小学生か、中学生の頃に読んだ夏目漱石の「坊ちゃん」や「こころ」などは、
本当にこの歳になって、また違った感動を頂いている。

ぜひ、お勧め。

そして、私は東北出身者でもないが・・・21世紀にもなるというのに
次の詩が、なんとなく頑張ろうって奮い立たせてくれる詩なので

ご紹介。


〔雨ニモマケズ〕  宮澤賢治

雨ニモマケズ 風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ

丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク 決シテ瞋ラズ

イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト

味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ

ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ

野原ノ松ノ林ノノ 小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ

東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ

西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ

南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ

北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ

ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ

ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ

クニモサレズ
サウイフモノニ

ワタシハナリタイ

南無無辺行菩薩
南無上行菩薩
南無多宝如来
南無妙法蓮華経
南無釈迦牟尼仏
南無浄行菩薩
南無安立行菩薩


       ・・・・・ここまで・・・・

誰か、北じゃないけどけんかや訴訟があれば、
行って「つまらないからやめろ」って言っても、・・・・

宗教の問題なので無理かも知れないと思う、今日この頃ですが、

あなたも一人、デスクトップを広げて、昔の小説家とお友達になるのは、
安心するし、楽しくて死んでしまいそうなくらい心が穏やかになる。

と、思いますよ。



(昔の生き方 解説書 徒然草の第13段 ひとり、燈のもとに文をひろげ

                      勝手解釈でした。)


posted by 情報建築家・niNaru  at 18:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 人生・生き方に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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