2006年08月28日

陶芸・やきもの関連業界

今日は、仕事の世界という事で 業界研究シリーズ 12回目


陶芸・やきもの関連業界


[概要]

この業界は、産業(ビジネス)というより文化活動の分類となる。
要は需要と供給のバランスがまったくビジネスとしては、

成り立っていない業界とも言える。

プロとアマチュアの領域も曖昧で陶芸をした事のある人は
200万人から300万人ともいわれ、陶芸を体験したいという人の

潜在人口は全国で2000万人から3000万人もいるといわれている。
つまり作陶したい人は沢山いるが、商品を欲しがる人は

さほどいないということである。
唯一、食器・花瓶・壷など作品が商品化され、市場流通として

成立している分野が産業と呼べるが、その作品(商品)は、
創作活動で見られるアート的な要素は、ほんの一握りの

会社を除いてほとんど見ることができない。
しかし、芸術文化としては大変根強く、自分で窯を持ち

精力的な創作活動をおこなっているいる人もいない訳ではない。
ただし、創作活動を行うといっても誰かに100%養ってもらう

環境でもない限り、生活資金と創作活動資金は必要であり、
当然収入源の確保が問題である。

どのような活動をしているか代表的な例を以下に示す。

 ・文化教室や学校での講師を行いその講師収入を資金とする。

 ・自分で教室を開きその月謝収入を資金とする。

 ・飲食店やサービス施設の経営などを本業に持ち、
  本業収入を資金とする。

 ・青少年や観光客相手の陶芸体験学習施設へ勤務し、
  給与収入を資金とする。

 ・ネットで起業しそれを本業にし資金とする。

などが挙げられる。

従って、新卒直後の勤務(?)状況としては考えにくい。


 [就職対策]

商業形態として成立している会社(工房や店舗)もあるが、
その場合陶器だけを取り扱われてはおらず、その他の雑貨・小物を

含めて製作・流通・販売されている。
まずは、陶器だけにこだわらず、“モノ作りにかかわる会社”へ

就職する事を勧めたい。
その他の手段として、作家さんのお手伝い(弟子入り)、

体験学習施設へ勤務という場合が考えられるが、正式な雇用契約では
ないため、賃金は極めて低く自活は困難である。

また、店舗経営や人に教える立場を選択するにしても、実力や
資金力がない新卒学生が生計を立てていく手段として考えてみた場合、

余程の協力者がいない限りほぼ不可能と言える。
ただ、将来目標として完全にあきらめてしまうのではなく、

上述したように、“モノ作りにかかわる会社”で経験・実力・資金・
経営能力を身に付け、将来的に必ず実現させるという気持ちは

忘れないで欲しい。
仕事を通して、将来目標の実現に相応しい社会経験を積むことが

重要である。



参考HP

やきものネット

北海道陶芸協会HP


おまけ

陶芸の前の立体構成の勉強なら・・。
誰でも学べるデザインの学校>>



posted by 情報建築家・niNaru  at 14:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 業界研究について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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