2006年07月11日

うちの息子が骨髄ドナーに

サッカー・ワールドカップもイタリアの優勝で終了しました。
この期間中、サッカーを見るために不規則な生活が続いていましたが、

これからは、また規則正しい生活に戻ろうと思っています。
昨日、10日は私の東京に行っている息子の骨髄提供の手術の日でした。

そう、知っている人は知っているけど、知らない人は全くしらないという
骨髄バンクの話。

私は、過去に輸血を受けているからだめなんだけど、私の息子は
ドナーになって、ようやく年間、日本では1000件程度しか行われていない

骨髄移植の運びになったわけです。
それじゃ、骨髄移植とは何かについて、簡単に説明させてもらいますが

これは、病気によって冒された造血幹細胞を健康なものに置き換える
治療法のことです。

病気によっては化学療法や免疫抑制剤などで治療可能となりましたが、
骨髄移植でしか治療が望めない患者さんが大勢おります。

主な病気としては慢性骨髄性白血病、急性白血病、重症再生不良性貧血、
免疫不全症、一部の先天性代謝異常症などがあります。

こういった、患者さんに対して健康な骨髄液を提供するのが骨髄ドナーです。

ドナーになるのは18歳から54歳までの輸血を受けた事がない
健康な人であれば、なることはできるのですが、誰でも簡単に自分の

骨髄を人に挙げられるというわけではなく、血液検査の白血球の血液型
HLA(Human Leukocyte Antigen)ヒト白血球抗原

または組織適合抗原といいますが、これが患者のHLAの型に近ければ
近いほど移植ができるとされています。

ちなみに、日本では、血縁者の中にHLAの一致する人を見つけられる患者は
30%くらいといわれています。

日本人はHLA型が似ている人が多く、ドナー登録者が24万人を超えた現在、
骨髄移植を必要とする患者の約90%がHLA適合者を見つけることが

出来るようになったそうです。

しかし、ドナーのその時の健康状態や、勤務の都合など他には
DNAタイピングにより遺伝子レベルでも適合するドナーが選ばれるために、

より多くのドナーが必要とされています。
ですから、患者さん一人に何人かのドナーが選ばれて、その中から最高に

合致するというドナーを探し当てるまでにはもっとたくさんのドナー登録が
必要なのです。

日本ではこの骨髄移植を必要とする患者さんは、毎年少なくても3000人
以上の方が待っておられます。

(ちなみに、本田美奈子さんの骨髄の抗体は、100万人に一人だか、
なかなかいない形のものだったようです。)

骨髄バンクのドナー登録者が30万人になれば、希望するほとんどの
患者さんにドナーが見つかるといわれています。

この骨髄バンクへの登録は、約2mlの採血で済みます。
多くの方々がドナー登録をし、さらには実際のドナーになっていただければ
いいなと思います。

実は、今日という日のために誰だか分からない移植を受ける患者さんは、
うちのバカ息子の骨髄液をもらうために命を掛けていたんです。

骨髄移植の日程が決まると患者さんはその日のために約2週間前から
準備に入り、抗がん剤の投与や放射線の照射をうけて、造血幹細胞は壊され、

血液がつくられなくなります。激しい吐き気や全身の脱毛などの副作用に
耐えながら、命がけの治療に取り組んでいるわけです。

そして、今日骨髄移植を受けたとしてもまだまだ無菌室で感染症などに
注意しながら、安静にすごさなければなりません。

やがて移植された造血幹細胞が働き始め、正常な血液を作るようになると、
ようやく一般の病棟に移り、そこでまた良好な経過をたどったあと、

退院できるというわけです。

それに対して、うちのガキンコは先週の7日に入院しているはずなんだけど、
土曜日には飲み会に出かけているし、入院前からお医者さんにくれぐれも

怪我とか病気に気を付けて、提供日を迎えるようにって言われてるくせに、
なんか日曜日も外に遊びに行ってたみたいなんだよ。いいのかよ〜。

まっ、うちのガキンコは水曜日か木曜日には退院できる予定です。
採取により一時的に減った健康な人の骨髄液は、1ヶ月ほどで元に
戻るそうです。

もう何ヶ月も前から、最終確認検査とか親との最終同意書への署名とか
東京と、ここ札幌のコーディネーターさんやお医者さんなどと打ち合わせを

重ねてきて、本人も1ヶ月前に詳細な健康診断なんかをしてきたというのに
骨髄液にアルコール分が残っていたら、どうするんだろう?

・・・・と、素人ながら心配するわけです。
北海道大学の先生は、骨髄ドナーになって骨髄採取をする危険性は、

普通に生きてて交通事故に合うより確率は少ないし、街に出かけると
いうほうが骨髄採取より危険だといってました。

骨髄採取の入院は、検査入院みたいなものだからお見舞いにも行かない方が
いいんだって・・。ようするに、ど〜って言う事はありませんので、

是非、皆さんも骨髄バンクに登録することをお勧めします。
札幌は、大通り献血ルームかアスティ献血ルームが近くていいかも。

今日、東京でうちのバカ息子の骨髄液を移植された患者さんの
早いご快復とご多幸をお祈り申し上げます。

これを、読んだ皆さんもこっそりと応援しましょう。

           (引用は骨髄移植推進財団の資料でした)

 [参考HP]  
    
日本骨髄バンク(骨髄移植推進財団)→http://www.jmdp.or.jp/

全国骨髄バンク推進連絡協議会  →→http://www.marrow.or.jp/


posted by 情報建築家・niNaru  at 00:19| Comment(0) | TrackBack(1) | 情報について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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